リーダーに必要な3つの要素。

最近、職場が慌しい。
(僕の仕事が、と言うことではない)


ところで、
以前にも書いたが、
一人で仕事は出来ない。

多くの人は、組織に属して、
もしくは関わりを持って働いている。


そこで重要になることは、
組織運営をするリーダーの能力。
これこそが、その組織の命運を握る。


例えば、非常に優れた組織の代表格の「軍隊」。
「軍隊」では、リーダーの決断が、隊員の命を左右する。

いくら優秀な射撃手が部下にいても、
敵が、北にいるのに、
「南に向かって撃て」と言っていたら、
弾は当たらないし、敵を倒せないどころか、
逆に背中を狙われる。


危険か迫っているのに、
脱出の命令が出せなければ、
隊員は全滅だ。


こんな例えは極端だが、
現代の会社組織でも、規模や程度の差こそあれ、
リーダーの資質が、組織の存亡に関わることは、多々あるはずだ。


そこで、僕が最近感じた、リーダーに必要な3つの要素。
1.「Vision (想像力、洞察力、予言力など)」
2.「Decision(決断力、判断力)」
3.「Passion (情熱)」


この3つは、絶対的に必要だ。


まず、1.「Vision」。
組織は、どのような方向へ行きたいのか、
自らの思考性を含め、
それを可能な限り、
明確に、具体的に、現実的に
周囲に示す必要がある


Visionの無い組織とリーダーに、未来は無い。


次に、2.「Dicision」。
1.「Vision」に基づき、
方向性にブレの無い「決断」をできるかどうか。

朝令暮改でも、昼改でもいい。
自らの決断を信じ、部下を動かす。

それも、タイムリーに。
Dicisionには、スピードも要求される。
機会を逸すれば、
その後のDicisionは、何の意味も無くなる。


決断できないリーダーに、部下は付いては来ない。


最後に、3.「Passion」。
以前、お世話になった人生の先輩が、
よく口にしていた言葉。
レストランの朝礼でも、
最後の締めに、
この言葉を全員で、デカイ声で叫んでから、
仕事を始めていたらしい。


それはいいとして、
最後にして、最強の武器ともなるのが、この要素。
何が何でも、自分の部下を守り、
かつ、組織の目標を達成するんだと言う情熱こそ、
人の心を惹きつけ、
信頼へと昇華させる、最強の武器。


しかし、諸刃の剣でもある。
使い方を間違えると、刃は自らを切りつける。


燃える情熱の無いリーダーに、照らされる道は無い。



以上、3つ。
最低限の要素だと思う。


毎日、朝昼晩、リーダーは復唱すべし。