『人類は「宗教」に勝てるのか』

人類は「宗教」に勝てるか 一神教文明の終焉 (NHKブックス)

人類は「宗教」に勝てるか 一神教文明の終焉 (NHKブックス)


世の中、一神教が大多数を占めていることは、ご存知の方も多いと思う。

キリスト教イスラム教・ユダヤ教。。。


オバマ大統領の演説内に、
キリスト教も、イスラム教も・・・」と言う、
宗教を超えたという意味で使われた一文もあったはず。


ただ、これら一神教が人類の争いの元になっているというのも、
事実ではないか。

そう、著者は述べている。


仏教も同じです。


その中で、一番印象的だったのは、
ジョン・レノンの「Imagine」。


彼がこの歌で言おうとしたことは、正しいと思う。


この歌をあの「9.11」の後に、
メディアなどに載せないようにしたアメリカの現状もあったようだが、


本当は、天国も地獄も無い。


何のための宗教なのか。
何故、宗教を人類は必要としているのか。


異例の経歴を持つ著者の言葉は、
「無信教」と呼ばれる多くの現代日本人にも、響くのだろうか。