ワークライフバランスと、時間管理。

少し前まで、僕の職場の後輩は、
仕事が終わらないと言って、
平気で残業をしたり、
休日出勤（僕は許可していない）をすることが良くあった。

昨日もそんな気配があったので、
メールで聞いたところ、
結婚式2次会があったので、職場に寄っただけだったようだ。

僕が現在携わっているような、
管理系の業務は特にそうだと思うが、
「仕事が終わらない」から、残業したり休日出勤したりするのは、
はっきり言って、時間管理が出来ていない結果だと思う。

自分の時間管理も出来ない人に、
残業代を払いたくなくなる企業の気持ちは、
わからないでもない。

日本的な企業や社員は特に、
「長時間労働」を美徳とする意識が強いが、
これも、全くのナンセンスだろう。

残業代を稼ぎたい人もいるだろうが、
基本的には、

「決められた時間内に、決められた仕事を終わらせる」こと。

日本の企業は、
「決められた仕事」の枠組みが非常にあいまいだが、
まずは、これを決めること。

この辺りは、有名な下着メーカーの元社長、
吉越浩一郎さんのこの本に、熱く書かれている。

吉越さんのことは、結構前から知っていたが、
トップがこのようなスタンスで、
実行をきちんと出来ている会社は、
凄く強いのでないかと思う。

ワークライフバランスについても、説明がある。

また、こんな本を参考にしても良いかも。

要は、やることを絞り、
それに集中しなければならない。

自分の仕事がままなら無いくせに、
やたら電話に出たり、
（そして、出た電話でさらに問題に巻き込まれたりしてる人もいる）
周囲に変な気を使って、
「上司がいるから帰れない」とか言ってる人もいたりする。
（この場合は、上司にも責任はあるのだが）

ここ数年は、職場の人員が減って、
一人当たりの負担が非常に増えている会社も多いだろうが、

こういうときこそ、「選択と集中」。
（マーケティングみたいだが、結局はこうなると思う。）

会社に自分の時間を搾取されるのではなく、
ワークライフバランスを自ら考え、
「自分の時間は、自分で創る」意識で仕事しなければ、

結局は、
自分にとっても、
会社にとっても、
プラスにはならない。